近年、全国各地で異常気象による大雨や台風など異常気象による災害が多発し多大な被害を受けているところです。
それらを想定し道路管理者である広島県では道路施設の法面点検を定期的に実施すると共に、この点検結果により危険度の高い箇所から順次修繕・防災工事を実施して頂いております。
しかしながら、安芸太田町内の一般国道186号・191号・433号は一級河川太田川に沿っており、狭隘な谷地形で急峻な法面に接しているため法面崩壊などの災害が多発しており、今年度も3箇所において長期に渡る片側交互通行となっております。
※内1箇所は工事完了により昨年12月8日に開放済み。
なお、一般国道191号津浪地区においては、平成30年6月6日法面崩壊により、地元高等学校勤務の男性教論1名が帰宅途中に被害に巻き込まれ尊い命を失った悲惨な事故が発生しました。
当時は、全面通行止めが平成30年6月6日から46日間におよび、その間有効な代替路線が無いため平成30年6月14日から38日間、高速道路の無料化による対応がなされ、その後は令和2年3月12日まで約1年8か月間もの間,片側交互通行規制となりました。
この様にこれらの路線は、通行者の生命にかかわる人的被害も発生していること、また長期的な通行規制が地域住民の通勤・通学・通院など生活への影響を及ぼすこと、さらに山陰の主要都市(益田市・浜田市)を結ぶ重要な物流への影響を及ぼすことなど地域の生命線としては非常に脆弱な状態にあります。
この様な道路状況の脆弱性と経済損失への多大なる影響をご察し頂き、道路管理者が行う計画的な法面補修工事の実施が重点的に推進できるよう、道路防災事業に対する財政的な支援を頂きますよう特段の配慮をお願い致します。

平成30年6月6日発生 一般国道191号 津浪地区。法面崩壊に伴う道路災害(現在は復旧完了)

令和3年8月15日発生 一般国道191号 川手地区。法面崩壊に伴う道路災害(現在は片側交互通行)








